営業という仕事は世間的に見れば敬遠される職種の一つです。
でも世の中には営業という仕事がたくさん溢れていますし、営業という仕事に携わっている方はたくさんいます。
それだけ多くの企業から必要とされている仕事ですし、営業を極めてしまえばいろんなことに応用が利くすばらしい仕事です。
ぼく自身も営業という仕事に長く携わっていて辛いことはたくさんありますが、やっぱりやっておいて良かったと思うことも数えきれない程あります。
どれか一つでもあなたにとって仕事に欠かせない要素であれば十分営業職をやる価値は高いはずです。
やって良かったと思える営業職の魅力(メリット)
1.成果に応じたインセンティブ
これが多くの営業マンのモチベーションになるかと思います。
時給や月給などの固定給で働いていると完全に会社に給与額は決められてしまいますが、インセンティブがある営業は自分の仕事の時給をいくらでも上げることができるという魅力があります。
取り扱う商材によってインセンティブ額は変わってきますが、高額商品なほどインセンティブも高額になる代わりに販売・契約できる件数も少なくなり難易度も高くなります。
会社によってインセンティブの規定が違うので、入社前に簡単にでも聞いておくといいでしょう。
2.売上が上がれば会社の看板という花形
トップセールスや成果の残せる営業マンになれば周りからの目は明らかに変わります。
特に、先輩よりも多くの契約を取ってきたり、それを継続して数字を叩き出し続ければ上司や経営者も評価せざるを得ません。
未経験だろうが新人だろうが、営業という仕事は結果が全てを語ります。
3.実力次第でスピード出世
営業職の場合は成果さえ上げれば役職や立場、任される内容はどんどん増えていきます。
成果主義をうたうような会社の場合は、営業成績さえ上げていけば早い段階(半年、一年以内)での役職や管理職ということも多々あります。
昇格してからももちろん数字の世界なので、チームを任されたらチームとしての数字を達成していきます。
実力と結果が伴えば、営業からマネジメントという部分は比較的短期間で習得できる会社が多いのもメリットですし、こういったスピード評価が営業職をやるモチベーションになります。
4.コミュニケーション能力、対人スキルの向上
「あなたの言葉でお客様の心を動かす」
という仕事なので当然コミュニケーション能力は高まります。
対人営業ならなおさら、人に嫌われない技術、好かれる技術は常に磨いていくことになります。
あなたの発言に対してのお客様の反応や思考を読み取れるようになれなければ、良い営業マンにはなれません。
毎日毎日コミュニケーションの勉強をしながら実戦訓練を行っていくようなものです。
こんな考え方が出来れば営業という仕事は
「お金をもらいながら練習や勉強をさせてもらえるありがたい仕事」
になります。
5.契約や目標達成時の達成感
学校を卒業した後って試験や期限、目標の達成が明確なことって少なくなっていきますが、営業職の場合は期限や目標が明確で、契約が取れたり、目標を達成した瞬間に達成感というのがとても大きいです。
スポーツと同じような考え方で良いと思いますが、野球の場合は毎日毎日地道な走りこみや素振りなどの基礎練習を反復して、いざ試合となればバッターボックスに立つのは一試合で多くても3から4回。
しかもそのうち3割打てれば良い方。
そんな中ホームランなんて打ってしまったら最高の達成感を味わえます。
営業も同じです。
毎日毎日勉強やロープレ、話を聞いてくれる人を探しまわっては断られ、いざ営業に行っても契約してくれるのは一部のお客様。
ただ、契約をもらえたり、目標達成をした時には最高の達成感を味わえます。
さらにインセンティブという実益まで兼ね備えた仕事です。
多くの人が避けて通りたいという職業なだけにいろんな経験が出来ますし、困難が多い分やりがいも大きくなります。
数えれば魅力もきりがないですが、あなたなりに営業職を目指そうとした動機があるはずです。
まさにそれが営業の魅力です。
6.ビジネスの基本的な部分が学べる
特に新規開拓の営業に関しては、0からお金を生み出す顧客の開拓にあります。
対象のリサーチ、アプローチ先の選定、アポイント獲得、商談、契約、納品、集金等、商売として必要な部分の基本はほぼおさえられます。
アプローチ先の対象が経営者であればなおさら商売の基本をおさえていなければ営業はできませんし、経営者と話しをすることで考え方や発想については経営視点に立てるようになる可能性が高い。
そうなると経営や商売を学ぶという意味では、営業職は最短で体験しながら経営を学ぶというには一番早い業種なのだと思います。
付加価値的な営業職のメリット
ぼくの私的な意見で少し付加価値的な魅力を並べると、
7.外回りならいろんな町を見たり、各地の美味しいものを食べられる
ぼくはラーメンが好きなので、訪問時には必ずと言っていいほどこのアプリでチェックします笑
ラーメンマップ
ラーメンマップからラーメンデータベースへ飛んでその街でおいしいラーメンを探すことが第二の楽しみです。
ただ、超有名店の場合は30分以上並んだりするので時間の余裕がないときはほんとに悔しいですが諦めます。笑
8.営業エリアの地理に詳しくなる
ぼくの場合は東京近郊が対象エリアなので、おかげさまで東京近郊の駅はは9割以上が下車したことあります。
地名を言われたらだいたいどの辺りなのか、(路線図がだいたい頭に入っているので)どうやって行くのかはパッと思いつきます。
もちろんgoogleMAPのアプリは必須です。
最近はスマホやアプリの機能がすばらしいので地図の見方に悩む、という方もほとんどいなくなりましたね。
9.外回りは外出してしまえば自由
一人で外回りをするようになると基本的には自由です。
と言ってももちろん結果を残さなければ意味がないのでさぼってばかりもいられないですが、ぼくの場合は電車の移動中や待ち時間は本を読んだり勉強したり情報収集したり、と社内や店内に一日中いる仕事よりは自分の時間の有効活用ができます。
ほんとにやる気にならない時や落ち込んだ時には喫茶店でボーっとしたり、春の公園でしばらく桜を眺めたり…笑
自由だからこそどういう時間の使い方をするのかということを良く考えました。
契約がとれずに落ち込んだときは少し気持ちを切り替える余裕を取り戻してから再び仕事に頭を切り替える、一日中社内での仕事ではなかなか難しいですよね。
10.季節を感じられる
良くも悪くも外回りの営業は季節に敏感になります。
夏は汗がとまらないくらい汗を書きながら歩いたりするのですがいいダイエットになります。
秋は紅葉なんかをながめたり、冬になると指が動かないくらい寒くてもお客様先に行かなければならないですが、クリスマスソングが流れるムード満載の街を歩いたり、人が減っていく都心の年末を感じます。
バレンタインやホワイトデーに染まる街並を通り、新入社員の初々しい出社姿や満開の桜並木など、室内にいるよりは季節を感じやすいです。
まとめ
これから営業という仕事に挑戦してみたいというあなたの参考になればいいのですが、ぼくとしてはもっともっと営業職の魅力はたくさんあると思います。
営業職についている方に聞くのが一番リアルな生の声を聞くことが出来ます。営業職に携わっている方には、
- 営業という仕事をやって良かった
- 営業職ってもっとこんな魅力があるよ
- ほかにはないこんなメリットも
なんていうコメントをぜひお待ちしております。
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