今回は地味だけど実は大事な営業マンの必携のアイテム、「朱肉」についてです。
いろんなタイプの朱肉を使ってきましたが、営業の現場ではイレギュラーなことがたくさんおこります。
よくあるイレギュラーでも対処できるような朱肉の選び方3つのポイントをご紹介します。
さらに、これを選べば間違いない「最高の朱肉」をご紹介します。
これで朱肉に困ることはないでしょう。
- 営業マンの朱肉の選び方、3つのポイント
- 良くある契約時のイレギュラーな出来事
- いざ契約!お客さんはハンコ持ってるけど朱肉がない・・・
- にじんで印影が見えない
- 乾くのが遅くて擦れてしまった
- 最強の朱肉はこれだ!
- ハンコと印鑑の違い
営業マンの朱肉の選び方、3つのポイント
1.押した時に印影がハッキリうつって滲まない
これは朱肉選びで一番大事なポイントです。
どれも同じだと思いきや、スポンジ部分に使われている素材や種類でかなり印影は変わります。
さらに、朱肉のインクが切れた後に補充してからスポンジ部分への馴染み度合いもチェックしておきたいところです。
2.印影が乾く速度が早い
契約書に限らず判子を押した後の紙はしばらくそのまま置いておければいいのですが、営業マンの場合はそうもいかないケースが多いのが現実です。
速乾タイプの朱肉を使うと手放せなくなります。
3.持ち運ぶ時に蓋がしっかり閉まる
持ち歩く朱肉はしっかり蓋が閉められるタイプを選びましょう。
大きめの朱肉で卓上タイプに多いのですが、蓋を乗せるだけというものもたくさんあります。
そんなものをカバンに入れて、移動中に蓋が外れてしまうとカバンの中は大変なことになってしまいます。
持ち運びするならネジ蓋になっているものを選びましょう。
良くある契約時のイレギュラーな出来事
いざ契約!お客さんはハンコ持ってるけど朱肉がない・・・
これは最悪です。。。
会社関係のお客様であれば、朱肉はほぼ置いてありますが、個人向けの営業や、喫茶店、会場での商談となるとけっこう遭遇する場面です。
ぼくにも経験があります。
全く興味を示してくれなかったお客様になんとかイメージがわくような提案を繰り返し、やっとのことでお客様がやる気になってくれた。
契約書も問題なく記入していただいて、最後に
「こちらにご捺印を」
「こっちね、朱肉持ってる?」
・・・
朱肉がカバンに入ってない!!!
「申し訳ございません、会社に置き忘れて・・・」
「じゃ押印はまた今度ね」
という世にも恐ろしい出来事がおこりました。
営業の基本として、お客様は時間が経つにつれてやる気は下がっていきます。
その時は近くに100円ショップがあったので猛ダッシュで100円ショップに走り、無事捺印をいただけたのですが、営業マンとしては情けないよりも恐怖心が最大値まで駆け上がりました。
こんな怖い思いは二度としたくないと、それからは常にカバンに入れておく用の朱肉と社内で使う用の朱肉は分けることにしてます。
にじんで印影が見えない
かつて「朱肉なんかどれも同じでしょ」と思っていた頃、100円ショップで買った朱肉で痛い目に合いました。
判子を押してもらっても滲んでただの●に・・・
横にもう一回押してもらったら同じ赤丸がもう一つ・・・
結局もう一度契約書を書きなおしてもらって、何度か別な紙に試し押しをしてちょうど良いところで契約書に押してもらいました。
なんだかお客様に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
それから「最高の朱肉」探しが始まりました。
乾くのが遅くて擦れてしまった
今使っている朱肉に出会うまでにいろんな朱肉を試してみましたが、中には「乾き」が遅くて困ったこともありました。
契約書というのはたいてい複写になっているのですが、2枚目や3枚目に捺印してもらった時に乾きが悪すぎてインクが重なった上の紙にうつってしまったこともあります。
一番上の紙はお客様控が多いので気にされないお客様だと良いのですが、問題はインクをうつしてしまった二枚目の印鑑が擦れて見えなくなってしまったり、二枚目と三枚目がくっついてしまったりというトラブルも引き起こします。
複写ではない契約書を使っていた時も、印鑑をもらってお客様控えにコピーを取ってもらったら、コピー機のガラス部分に印鑑が移ってしまった・・・ということもあります。
朱肉でのトラブルはほとんどの場合お客様に迷惑をかけてしまいます。
こういう経験をしていると、朱肉を選ぶときに書かれた「速乾」の文字に目を惹かれるようになります。
最強の朱肉はこれだ!
ぼくが個人的に「最高の朱肉」だと思って長年愛用しているのがシヤチハタの朱肉です。
持ち運びようもデスク用も両方シャチハタの朱肉です。
持ち運び用は40号、デスク用は60号で、デスク用のは蓋は乗せるだけのタイプです。
100円ショップの朱肉から乗り替えた時の感動は今だに忘れません。。
というか比べ物にならないくらい別物です。
- 印影がキレイ
- 乾燥が早い
- しっかり蓋が閉まる
- にじまない
- インクの補充が出来る
営業マンの朱肉として必要なこれらの条件を全て満たしています。
高級品という程高い物ではないのでぜひ一度使ってみてください。
文房具屋であればたいてい置いてありますし、Amazonだと安く購入できます。
ハンコと印鑑の違い
ちょっと余談で豆知識になりますが、「ハンコ(判子)」と「印鑑」の違いってわかりますか?
意外と知られていないですが、印鑑というのは押した後の印影のことを言います。
判子の方は印鑑ではなく「判子」「ハンコ」「印章」というのが正しいのです。
よく言われる「明日印鑑持ってきてね」と言われて判子を持ってくるというのは間違っていますね。
そんなことを先輩や上司にはなかなか言えませんが 笑。。
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