今回は、営業マンやビジネスマンにつきものの出張用スーツケースについて。
3泊の出張にあたってスーツケースの新調をしたので、あらためて困った部分やネットで調べても分かりづらかった部分、購入までの流れを紹介して行こうと思います。
今回の前提として、
「2、3泊の出張や旅行で使えるスーツケース」
「ハードタイプのスーツケース」
「15000円以下で選ぶ」
という基準が最初に決まっていたので、そこからスタートです。
ソフトタイプのスーツケース(キャリーケース)を検討している方には参考にならないかもしれません。。。
3泊の出張に選ぶスーツケースはどのくらいのサイズがいいのか?
まず悩んだことの一つです。
今まで使っていた小さめのスーツケースが諸事情により使えなくなってしまったので、新しく購入しようと調べると、かなり多くのサイズが販売されています。
以前使っていた小さいサイズのスーツケースはちょうど良かったのですが、どの大きさだったのかを正確に思い出せず調べ始めました。
一般的には1~3泊用ならSサイズだけど
と書かれているページも多いのですが、Sサイズにもいろいろあります。
SSサイズやMSサイズ、MINIサイズなんかもあって、容量もメーカーによってマチマチ。。。
困った。。。
一般的に、1泊約10リットルというのが荷物の相場のようです。
ただ、ぼくの場合は出張時の荷物はほとんどありません。。。
しかもSサイズには機内持ち込み可能サイズという魅力的なフレーズも出ているので、どの大きさにするかで用途も変わってきそうです。
スーツケースのSサイズ一覧
■MSサイズ
Sサイズよりも若干大きめのサイズ。
45リットル前後の大きさが多く、3~5泊くらいで使われる大きさ。
■Sサイズ
30~40リットル前後の大きさ。
メーカーやスーツケースのタイプ(フレームタイプやファスナータイプ等)で機内持ち込み出来るものもある。
■SSサイズ
30リットル前後で、Sサイズもあるけどもう一サイズ小さいものもありますよーというメーカーが出していたりする。
SSサイズがあるメーカーは機内持ち込みサイズをSS、機内持ち込み出来ないサイズをSにしていたりする。
■MINIサイズ
これも、SやSSがあるけどさらにコンパクトなサイズもそろえてますよーというメーカーが多く出している。
ほとんどの場合が機内持ち込み可能に。
機内持ち込みサイズと(Sの割に)大きめサイズ
これが一番悩みました。
よくよく考えると新幹線や車での移動が多いので、機内持ち込みは出来なくてもほぼ問題ないような気がしてきました。
が、サイズを見ると、容量にしてさほど変わらないものが多い。
そうなるとせっかくなら機内持ち込みできるサイズにしてしまって、それ以上に荷物がある旅行出張の時は、大きいサイズのスーツケースで行けばいいのか、という結論に至りました。
機内持ち込みサイズの目安
【100席以上 3辺の合計が115cm以内】
(幅55cm×高さ40cm×奥行25cm以内)
【100席未満 3辺の合計が100cm以内】
(幅45cm×高さ35cm×奥行20cm以内)
いずれも10kg以下、キャスター・ハンドル含む
スーツケースのタイプはフレーム?ファスナー?
ハードタイプのスーツケースには、フレームタイプとファスナータイプが一般的です。
今回は、やはり飛行機での手荷物や、近場の海外旅行なんかのことも考えてフレームタイプのスーツケースを選びました。
(もはや出張というコンセプトに反していますが。)
フレームタイプとファスナータイプ、メリットとデメリット
今回はフレームタイプをメインに探したので、ここはすんなり決まりました。
一応フレームとファスナーの違いを。
決まってる方は次へ。
フレームタイプのスーツケース
メリット
・何と言っても防犯性の高さ
・雨が入り込みにくい
・頑丈なので壊れにくい
・閉めるのが楽
デメリット
・スーツケース自体が重くなる
・中身を出すときは開かないと出せない
・フレームが歪むと閉まらない
ファスナータイプのスーツケース
メリット
・フレームタイプに比べて軽い
・少しだけ開けて中身を取り出せる
・フレームタイプより機内持ち込みサイズが容量多い(気がする)
・容量を拡張出来るタイプもある ⇒例
・フレームタイプより安い(物が多い)
デメリット
・雨が染み込みやすい
・ファスナーが壊れると閉まらない
・海外だとファスナーの布部分を切られたり…
・中身が衝撃を受けやすい(パソコン・ビン等)
購入したのはSSサイズ(機内持ち込み可)のスーツケース
購入の決め手は、やはり「フレームタイプ」「機内持ち込み可」「ある程度丈夫そう」という3つ。
GRIFFIN LAND(グリフィンランド)のPC7000というスーツケースになりました。
記事⇒ GRIFFIN LANDのスーツケースレビューはこちら
SSでも31リットルあれば十分
SSサイズを購入するにあたって心配だったのは、
「容量が少ないのでは?」
「あまりにも小さすぎたらどうしよう」
という悩みでしたが、「国内の2、3泊出張用なら十分」という結論です。
内容量の目安としては、
ワイシャツ4枚、下着(パンツとシャツ)4枚づつ、靴下4セット、フェイスタオル、ハーフパンツ、Tシャツ、歯ブラシセット、眼鏡ケース、ひげ剃り(スタンド型充電器含む)、携帯・PCの充電器、、、
これだけ入れてもまだ全体の3/5くらいなので十分スペースに余裕があります。
もう一日分の私服とスニーカーなんかを入れると一杯になってしまいそうです。
荷物の多い方や、冬服でかさばる荷物の場合は要注意です。
フレームタイプのSサイズだと、30リットルくらいのものから38リットルというものまであるので、その差は結構大きいのかな?と思っていました。
ただ、ビジネスの出張の場合、スーツケース以外にビジネスバッグも持っていますし、帰りにお土産で溢れることも考えにくいので十分です。
購入検討したおすすめのSサイズスーツケース
3万円以上の予算で探すなら他にも良いスーツケースはたくさんありますが、今回のおすすめは、
「Sサイズ」
「機内持込可能サイズ」
「10000円くらいまで」
という条件でのおすすめです。
GRIFFIN LAND(グリフィンランド) PC7000 SS(機内持込)型
最終的に購入したのがこのPC7000のSSサイズ(スクラッチガンメタ)です。
カラーバリエーションも豊富でサイズも6サイズあるので、好みに近いものが選びやすいかと思います。
1年間修理保証というのも魅力的です。
サイズ:SSサイズ 機内持込可能サイズ
外寸:約縦53.0×横36.5×奥行25.0cm
内寸:約縦45.0×横30.0×奥行22.0cm
重さ:3.9kg
容量:約31L(約1~3泊用)
メーカー価格:23800円
実売価格:9980円(税込)
記事⇒ GRIFFIN LANDのスーツケースレビューはこちら
TABITORA(タビトラ) スーツケース
SSサイズで機内持込可能サイズで40リットルの容量が魅力です。
ただ、たしかに幅55高さ40奥行25にはおさまっているのですが、外寸の合計が117cmになるので、機内持込可能なのかちょっと疑問でした。
こちらはAmazonでしか販売されていないようです。
サイズ:SSサイズ 国内線機内持ち込み可能サイズ
外寸:約縦56×横37×奥行24cm
重さ:4.0kg
容量:約38リットル(約1?3泊)
実売価格:12300円
LEGEND WALKER(レジェンドウォーカー)
こちらはファスナータイプなんですが、なんと言っても拡張可能なスーツケースです。
通常は33リットルなんですが、ファスナーを開いて拡張すると40リットルまで入るというスーツケース。
行きは荷物少ないけど帰りはお土産なんかで荷物が増える、と言う方にはベスト。
サイズ:国内線機内持込サイズ
外寸:約縦54×横36×奥行24(+5)cm
容量:約33(40)L
重量:約2.9Kg(約1~3泊)
実売価格:3980円
Travelhouse(トラベルハウス) T8088
こちらもファスナータイプですが、評価も高いし気になっていました。
何よりも安くて軽いというのがポイントです。
ファスナータイプでも良ければ一押しです。
サイズ:SS 機内持ち込みサイズ
外寸:約縦56×横37×奥行23cm
重さ:2.7kg
容量:約33L(約1?3泊)
実売価格:3180円