サザエさんの磯野カツオに学ぶ経営術

いつもは何気なく見ているサザエさんです。

2017年4月9日放送の「サザエさん」を見ていて思ったカツオの経営才覚について、思った以上に心を動かされてしまったので書き留めておくことにしました。

 

「ぼくはお風呂奉行」というタイトルだったのですが、簡単なあらすじから。

サザエさんが、
「お風呂の栓をせずにお風呂の湯をはっていた」
「お風呂のお湯を出しっぱなしで床が水浸し」
との理由で波平にしかられていると、カツオが

「姉さんはいろいろ忙しいんだよ、料理、買い物、洗濯、、、お風呂のことばかり考えてるヒマないよ。これからはぼくがお風呂奉行になるよ」

とお風呂掃除や湯沸かしを担当に立候補。

そしてお風呂の前に「お気持ち箱」という料金ボックスを置いておきます。

初日はマスオさん、波平が「お気持ち」を入れてくれます。

そこからカツオは、花沢さんにポスターと入浴剤をもらって、富士山のポスターをお風呂の壁に、入浴剤を入れたお風呂に波平は大満足。
フネがお小遣いを入れるのを反対するも、「二人分入れておいた」と上機嫌。

裏のおじいちゃんから声をかけられ、新湯(さらゆ)は年寄りの身体に悪いから一番風呂に入って欲しいと頼まれ、お小遣いをもらって一番風呂へ。
もちろんそれが波平にバレて怒られる結果に。

そして、翌日、公園で遊んでいるところに花沢さんが通りかかり、

「磯野くん、お風呂奉行の時間じゃないの?」
「今日は下請けに出したんだ」

どういうことかというと、ワカメちゃんとタラちゃんに「お気持ち」を渡してお風呂奉行の仕事を下請けに出していました。

それを知った波平、カミナリ、お風呂奉行の禁止を言い渡します。

最終的には、学校が終わって急いで帰宅して裏のおじいちゃんの一番風呂(ボランティア?)に入って「ふぅ」という着地でした。

 

 

これ、なぜ波平が怒るのかが全くわかりません。

もちろん自分がやると言ってはじめたことを人任せにしてしまった、という見方もできます。

ただ、世の中を見るとどうでしょう?

2016年発表の国内の事業者数が381万者(個人事業含む)と言われています。

参考:2016年版 中小企業白書概要
http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H28/PDF/h28_pdf_mokujityuuGaiyou.pdf

会社や事業というと、そのほとんどが下請けや仕入を行って事業を行っています。

仕事柄、経営者とお会いする機会が多いのですが、経営がうまくいっている創業者の方の中には人が羨む生活を送っている方がたくさんいます。

自分がはじめた仕事でも人の手を借りて上手く回っていることがほとんどです。

 

例えば、商売の基本として、

1.人が困っているところに気づいて解決策を見出していく

2.その解決策に対して満足する人はお金を払う

3.満足度を上げるために企業努力をする

4.資金が出来きて人手が足りなくなればお金を払って雇用を生み出す。

5。そうして集まった資金と時間を使って新しい取引先を開拓する

という当たり前の事実があります。

もちろんサザエさんが、昭和の大企業への就職が安定という時代の番組なことはわかっていますが、なんだか腑に落ちない気持ちになりました。

国民的番組で老若男女が見る番組、日本の雇用創出や景気回復を望むのならこういう番組でもカツオの今回の行動は称える人が多いほうがいいのではないでしょうか?

 

もう一点、カツオがすごいと思えるところが、

「あれだけ叱られても自分の思いついたアイデアを素直に実行すること」

にあります。

毎回、怒られるかもしれない、失敗するかもしれない、というためらいがなく、実に新しいアイデアに果敢にチャレンジします。

 

マンガ『エンゼルバンク』でも

「成功の反対は、挑戦しないことだ。成功とは失敗という基礎の上に成り立つものだから、成功と失敗は同義語だ」

という名言があります。

 

営業職の中でも、経営者を相手にする方はこういう感覚をしっかり持っておくことでお客様に信頼される提案をできる一つの武器になっていくはずです。

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