なぜ6月が転職サイトからの未経験者の内定率は上がるのか?

未経験採用の営業職は転職サイトの繁忙期をさければ内定率は上がるのか?

転職活動をするなら何月が内定率が高いのか?

特に未経験者からの転職活動ならどの時期が採用されやすいのか?

わかっていれば面接に行く回数も減らせるし、お祈りメールに落ち込む回数も減らせるので転職にかかるストレスが軽減できます。

結論から言えば一番は5月6月7月が狙い目で、12月も穴場です。

もちろん希望の職種や業種によっても異なりますが、営業職なんかは比較的内定率も上がりやすくなります。

求人情報の掲載数と転職希望者数

転職サイトの求人掲載数

一般的に3月、10月は転職サイトに掲載される求人数が最多となります。

月ごとの求人掲載数

年間を通じて見ると、一般に3〜4月と9〜10月に新規求人が増えます。その時期は、年度切り替えに伴う退職者の後任補充や新規事業のスタートなどがあり、中途採用ニーズが高まるのです。

企業の採用ニーズが高まる時期(マイナビ転職)

月ごとの転職希望者数

転職希望者の数も3月4月と9月10月に集中しています。

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3~4月、9~10月は、それぞれ上半期、下半期の期初にあたることが考えられる。新たな事業の開始や組織の再編にあたり、異動者や退職者が多くなるため、それに伴う募集が出やすい時期である。また、春に入社してくる新卒と同時に研修を行いたいと考える企業もあるようだ。
中途採用の募集が多い時期
日本の人事部

これは掲載企業にも求職者にも公開されているデータなので、当然より良い人材が欲しい企業としてはこの時期の掲載を狙います。

ただ応募者も増えますので人気の高い募集は競争率が高くなります。
採用人数が二人に対して応募者が200人とかはよくある話です。

100倍ですね。。

応募者の減る季節は5月、6月、7月

反対に応募者が減ると言われる年末年始や5月6月7月は掲載数も減ってくるので選択肢は減りますがその分倍率は下がります。

中途採用を行う企業のほとんどは「すぐに即戦力がほしい」というケースが多いので、時期に関わらず掲載している期間やその一ヶ月後までに採用したいと言うのが本音です。

なぜ6月と12月が狙い目なのか?

5月〜7月が内定率が上がりやすい理由は?

5月6月7月に関しては、未経験の中途採用を行う企業が狙い目です。
いわゆる第二新卒狙いです。
新卒で入社したけどやっぱり違うという人は入社して一区切りの三ヶ月なので他にももっと良い所があるんじゃないかと探し始めます。

さらに企業側は7月のボーナス時期に合わせて退職者が出る可能性もありますし、新卒採用したのにやめてしまった人員の補充が必要になります。

そうなると採用基準は未経験でも新卒に近い基準になってくるので、内定の基準も経験重視ではなくなる傾向があります。

そうなると面接さえしっかりこなせば内定率も上がりやすくなります。

12月1月の年末年始が転職しやすい理由は?

12月は年末に差し掛かりますし、ボーナス時期なので転職者の心理としてはボーナスの額で転職を考えようとか、年明けたら探そうという気持ちが強くなります。

しっかり年明けから働きたい!と決めている方はだいたい11月中には決まるように動いています。

ところが企業としては12月に掲載するとなると出来れば年明けから来てほしい、数名候補はいるけと年内にもっといい人材がいれば候補に入れたいという部分もあります。

そうなると掲載数は減って応募者も減るので倍率は変わらないような気もしますが、実際は予定の採用人数に足りていない場合もあります。

そうなると企業側としてはなんとか年内に年明けから来られる人を採用したいけど応募も少ない、そうなると内定のハードルは下がります。

さらに、年末年始でも求人情報はしっかり掲載されていますが、応募の数はさほど多くはありません。

逆に年末年始は応募が来にくい印象があるのでその時期をさけて掲載する企業もたくさんいます。

そうなると自動的に倍率は下がりますし、面接までの通過率は高まります。

中には企業が休みだから応募が見落とされるという意見もありますが、そんな企業であればちょっと不安です。

連休中にあった応募でも休みが明ければ必ずチェックするのが当たり前です。

そういった部分が12月1月の年末年始を狙う理由です。

更に内定率を上げるためのコツ

大々的な宣伝をしている転職サイトを避ける

テレビCMや電車広告等の大々的なプロモーションを行っている最中の転職サイトは倍率が高くなります。

登録者数が増えるのはもちろんですが、転職サイト側もプロモーションの開始時期に向けて掲載企業の獲得営業が強化されます。

そうなると募集企業が増えるので選択肢は広がりますが、転職希望者も増えて倍率は高くなります。

上場企業だと1人の採用に対して1000人近くの応募があることも…

第二新卒なら大手よりも専門の転職サイトを活用する

少しそれますが、第二新卒や既卒なら大手のリクナビやマイナビよりは少し知名度が低くても既卒・第二新卒の方を内定まで徹底無料サポート
「第二新卒ナビ」「いい就職.com」などの専門の転職サイトを使った方が採用されやすくなります。

大手の転職サイトになると、書類選考の時点で経験者と未経験者の応募があれば、未経験歓迎とかかれていても採用側の心理としては経験者の方が優遇されます。

未経験に特化した転職サイトの方が企業側も受け入れを第二新卒や未経験に限定していることが多いですし、そういう転職サイトに掲載している企業は未経験前提で応募を行うので比較的内定率は高まります。

まとめ

転職活動を行う時期は意外と大事です。

在職中だけど転職活動をしようと考えている方は、実はいつ転職するのが一番内定をもらいやすいのかを考えると転職しやすくなります。

・未経験で狙うなら5月6月7月
・経験のある業種や職種なら12月1月
・第二新卒や既卒は専門の転職サイトを使う

実際にぼくが採用活動を行っている時に力の入る時期、内定のハードルが下がる時期を考えるとこれだけで内定率は上がります。

ただ、企業側のニーズは各社様々なので転職活動を行うなら早めに準備していくのが一番の方法です。

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